僕がフリーランスを志した理由

2018年5月22日

こんばんは、管理栄養士のみつもろたくみです。

初めての方はこちらからどうぞ

 

あまり自分のことを語るのは好きではないのですが
今日は少しだけ自分がこれまで歩んできた過程をお話しします。
結構長くなっていますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

大学卒業後、市内でも大きな給食センターで
毎日1万食を作る大量調理をしていた。

 

 

やっていたことは野菜を洗う、調理する、食缶へ配膳、洗浄
特に管理栄養士の資格がなくてもできる仕事内容

 

 

同期が管理栄養士として
働いている姿がカッコよく
とても眩しく活き活きしていた
そんな環境で働いていたのが羨ましく
隣の芝が青く見えた僕は

新卒で入った学校給食委託会社を1年で辞めた。

 

 

 

管理栄養士としてライセンスを活かしたい
子どものために美味しい給食を作りたい
そう思って入った保育園
とてもやりがいのある環境で
園長やこどもたち、その保護者
とても良い人たちに恵まれた。

 

 

しかし、直営の栄養士
普段は給食室でお昼の給食とおやつを作る。
その環境下で調理員とのトラブルが続き
最後は挨拶をしても返ってこない
とても精神的にきつく
そんな状態で作っていた給食は
美味しいわけがない。

 

 

「味が落ちた」
理事長から言われた

 

大好きな保育園を2年で辞めた。

 

 

 

実家にUターンし
利用者の栄養ケアと食事提供していた施設
施設の方針で直営から委託に切り替わった
日々の業務と委託側との板挟みの環境下
満足に仕事がこなせず2年で辞めた。

 

 

 

やっぱり子どもたちが食べた給食の
美味しい笑顔が見たいと思い、
入ったこども園
実際は、子供のための給食ではなく

先生方のお腹を満たすための食事だった

 

 

 

きちんと栄養価を計算しても
何かにつけて、ダメ出しをされた挙句は
子どもの分を減らしそれを自分たちに回していた。
おかしいと疑問に思い、会議で話すも
力関係は先生方が上、給食室の職員の意見は否定される環境
自分の栄養士としての役割がわからなくなり
結局は半年で辞めた。

 

 

 

 

僕は新卒から7年で4度
仕事を辞めている。

 

 

4か月ほど休職し
今は栄養士とは全く関係のない食肉加工製造業で
ほぼ毎日12~3時間仕事をしている。

 

 

栄養士という仕事から離れて思ったことは
栄養士が自分の天職】だったということ。

 

・誰かの為に何かを作りたい
・たくさんの美味しいという笑顔が見たい
・食事の楽しさを知ってほしい

そんな思いが強くなった。

 

雇われ=雇用

という形でも僕が望むことはできるのだと思う。
だけどそれはそこにいる人にしか伝えられない

 

 

1人でも多くの人に食のプロとして伝えていきたい
だから僕はフリーランスとして歩んでいきたい。

雑談

Posted by love-for-eat