目で見えることの重要性
こんばんは、管理栄養士のみつもろたくみです。
今日も保育園時代のネタを。
手に住んでいるバイキンのお話。
保育園で栄養士をしていたら誰もが一度は通るであろう
「手洗い実験」
「給食を食べる前にはしっかり手を洗いましょう」
「あー洗ってないと給食食べれないよ」
と、言ったことがある栄養士の先生は多いはずだ。
何を隠そう、自分も全く同じセリフをいつも言っていた。
ただ、どうして大事なのか言葉だけで指導しても中々理解するのは難しい。
だから、手洗いが大事なことはこの手洗い実験で指導する。
子どもたちには実験前にこんな感じで伝えていた。
「外で遊んだあとみんなの手には目には見えないけど、たくさんバイキンがすんでいる。
だけど、目には見えないからものだからとってもわかりづらい。
今日の手洗い実験では、手に付いているバイキンを目で見てわかるようにしてきちんと洗えているか見てみよう。」
手順方法は以下の通り
①でんぷん液(おかゆや工作のり)を手全体につけて乾かす。
②石鹸で手を洗う。
③ヨード液につける
洗い残しがあると紫色に染まる。
④もう一度石鹸で良く洗う。
⑤タオルでふく。
と、しっかり洗えていればこんなに汚れることはないが
洗い残しがあると紫色に染まる。
子どもたちにはいつも通り洗ってもらう。
しっかり洗えている子もいれば
案の定全体が真っ青に染まっている子が多い。
そのうえでもう一度ポイントを押さえて洗い方を説明する。
手洗いの仕方は以下の通り
①水で手を濡らして石鹸をつける
②てのひらをごしごし洗います
③てのこうをごしごし洗います。
④ゆびの間をもみもみ洗います。
⑤おとうさん指(指先)をくるくる洗います。
⑥指先とつめをごしごし洗います。
⑦手首をくるくる洗います。
⑧しっかり流します。
⑨きれいに拭きます。
不思議とみんな意識しながら洗ってくれるようになる。
子どもたちには目で見えることが何よりの学びなのだと思う。
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